「国際女性デー」愛をもたらす記念日としても重要です
日本ラエリアン・ムーブメントからのプレスリリース
2023年3月6日(月)
1975年、国連は 3 月 8 日を「国際女性デー」として制定しました。この日は 20 世紀初頭 の 1904 年 3 月 8 日にアメリカで女性労働者が労働条件の改善や婦人参政権を求めデモを起こした日を記念して選ばれました。女性がそれまでの男性中心の社会に対して勇気を持って立ち上がってから約 120 年が経とうとしていますが、私たちの社会はいまだ男女平等を実現するには至っていません。
この 120 年の間にも幾多の戦争や紛争が起こりました。最近ではロシアとウクライナの紛争が続いています。これらの事実は、男性がいまだに社会の中で権力を掌握し続けている証しです。軍事力を伴う戦争にも様々な定義がありますが「人殺しで決着をつけること」が、一番本質を表していると言えるでしょう。戦争とはそれほど野蛮な行為なのです。この野蛮な男性社会の暴力性により、いったいどれほどの人命が奪われてきたのでしょうか。それはいまだに続いているのです。
その反対に女性は命を育み人類に未来をもたらす存在です。平和や非暴力、優しさや繊細さは男性よりはるかに優れていることを、男性社会も認識しているのは明白です。女性の社会進出に伴い、過去に比べれば女性の発言力も増しています。しかし、社会を大きく変えるほどの成果は得られていません。
日本においても男女平等格差指数と呼ばれるジェンダーギャップ 2022 のスコアでは、146カ国中 116 位と先進国とは言い難い現状です。特に政治や経済分野における女性の活躍はいまだ多くの課題を残しており、今まで以上に女性の経済的自立や政治分野での活躍が求められています。
日本社会の現状は男女格差がまだまだ厳しく雇用機会や賃金の不平等は大きな問題の一つです。さらに近年世界を襲ったコロナ禍はジェンダーギャップの克服にブレーキをかける要素となり、コロナ渦では女性の雇用形態として多い非正規雇用労働者の失業が増加して貧困層が拡大しました。
政治における女性の活躍は、社会における女性の活躍に大きな影響を及ぼします。選挙に立候補する資質と能力を備えた女性を育むために、リーダーとしての女性の自信や能力の向上を目指した取り組みをもっと増やす必要があります。企業の中では女性管理職をもっと増やす取組を法制度で義務化すべきです。
また、フレックス制度や 1 時間単位の有給休暇制度の導入、男性の育児休暇取得を推奨し、性別に関係なく子どもの養育や幼稚園、保育園等の送り迎え等に関わる休暇等を取得しやすくするなどして、出産・育児と仕事との両立の難しい問題を少しでも解消できるような支援がなされる必要があるのではないでしょうか。
さらに女性は公的分野に参画するべきではないという文化的および意識的な偏見が、いまだに家庭やコミュニティ、公共の場における女性のリーダーシップを制限している事実も見過ごすことはできません。
女性があらゆる分野で活躍しリーダーシップが発揮される社会は、女性の素晴らしさが反映され社会に愛をもたらすことに大きく貢献するでしょう。現に歴史を見ても、ターニングポイントで様々な女性がトップとして活躍してきました。女性の親和性により、調和的で長い平安な世を実現させた時代もあります。男性も女性から生まれてきており、女性無くしては男性も存在しません。女性を大切にすることで、愛と非暴力に基づいた平和的な解決方法をもっと見出すことが可能になるでしょう。そのような社会を一日も早く実現させるために、女性が制約なく活躍できる社会システムを構築する必要があります。これは女性にとってだけでなく、男性を含む人類にとって必要なことです。現代において「国際女性デー」は、女性の権利や平等を訴えるだけでなく、社会に愛をもたらす重要な記念日となるべきではないでしょうか。
【参考】歴史上の女性の活躍 ※こちらの部分はプレスリリースでは配信されていない追加の資料情報です。
「故きを温ねて新しきを知る」とありますが、女性が世に出て目覚ましいリーダーシップや先駆的な役割を果たした例は過去にも存在します。
まず、魏志倭人伝に登場する女王として卑弥呼と台与は両者とも2~3世紀の倭国大乱の時代を安定化させた統治者として記されています。その後に登場した神功皇后を日本の歴史書での最初の女帝(天皇ではない)とするなら、日本史上最初の女性天皇である推古天皇をはじめ、皇極天皇=斉明天皇(こうぎょく、さいめいてんのう)、持統天皇など日本の歴史上重要な政治的実績(大和政権の全国制覇と朝鮮半島征服(神功皇后又はそのモデルと言われる斉明天皇時代)、冠位十二階・十七条憲法制定・遣隋使(推古天皇時代)、大宝律令制定・施行(持統天皇時代))等々良く知られる事項は、彼女たちの治世の功績です。
中世では、並みいる屈強な鎌倉武士団の頂点に立った源頼朝亡き後、幕政の実権を握り、世に尼将軍(あましょうぐん)と称された北条政子は、圧倒的な存在感があります。
戦国時代を終わらせて江戸幕府を開いた徳川家の江戸城大奥の礎を築いた人物であり、松平信綱・柳生宗矩と共に三代将軍徳川家光を支えた「鼎(てい)の脚」の一人に数えられ、また、朝廷との交渉の前面に立つ等、徳川政権の長期安定化に寄与した春日局もいます。
世界に目を向けると、人類で唯一、ノーベル賞の2つの異なる分野、「化学賞」「物理学賞」でダブル受賞を果たすという偉業を成し遂げているマリ・キュリー(キュリー夫人)も特筆できます。
その他、男性をはるかに凌ぐ女性リーダーの存在は枚挙に暇がありません。
また、日本古来の宗教である神道における主神は天照大神/天照大御神(あまてらすおおみかみ)という女神です。そもそもリーダーシップを発揮する女性が活躍する文化的土台が日本にはあるのです。特に、リーダーシップを発揮して活躍する女性を脅威に感じる男性は、例外なくみんな女性から生まれてきたことを思い起こすべきです。
付記
国際ラエリアン・ムーブメントは、寛容さの尊さを社会に訴えながら、女性の幸福や人権を尊重する様々な活動を支援しています。主にアフリカ諸国で行われている女性器切除 (FGM)の被害者達を救済する「クリトレイド」、男女同権に基づいて女性が公共の場でト ップレスになることができる権利を確立するための「ゴー・トップレス」、性的少数派の人 たちを支援する「アラミス LGBTQIA+」などを推進しています。
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〜ラエリアン・ムーブメントについて〜
ラエリアン・ムーブメントは、世界最大の無神論を唱える非営利国際ボランティア団体であり、地球上の生命が、聖書原典において”エロヒム”として知られる宇宙人の文明により、DNAの合成を経て、いかにして創造されたのかを述べています。
会員数は、現在120カ国、約13万人に達し、宇宙人”エロヒム”がラエルにもたらしたメッセージを全世界に伝えるため、ボランティアとして活発に運動を展開しています。
この運動は、メッセージを通して愛と平和と非暴力の価値観を広めること、さらに、宇宙人”エロヒム”を公式に迎えるための大使館の建設を実現するという目標をもち、各国政府及び国連に働きかけています。
ラエリアン・ムーブメントが提唱する非順応主義、楽園主義、生命の絶対的尊重などのエロヒム哲学は、世界に波紋を投げかけています。
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下記の連絡先までお問い合わせください。
非営利国際ボランティア 日本ラエリアン・ムーブメント
〈公式サイト〉 www.rael.org
www.ufolove.jp
広報担当 桑原 元博(くわはら もとひろ)
〈広報公式サイト〉 www.ja.raelpress.org
TEL : 0479-75-8030 FAX : 0479-74-8007
e-mail : jrm_press©yahoo.co.jp
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2023年3月6日(月)
1975年、国連は 3 月 8 日を「国際女性デー」として制定しました。この日は 20 世紀初頭 の 1904 年 3 月 8 日にアメリカで女性労働者が労働条件の改善や婦人参政権を求めデモを起こした日を記念して選ばれました。女性がそれまでの男性中心の社会に対して勇気を持って立ち上がってから約 120 年が経とうとしていますが、私たちの社会はいまだ男女平等を実現するには至っていません。
この 120 年の間にも幾多の戦争や紛争が起こりました。最近ではロシアとウクライナの紛争が続いています。これらの事実は、男性がいまだに社会の中で権力を掌握し続けている証しです。軍事力を伴う戦争にも様々な定義がありますが「人殺しで決着をつけること」が、一番本質を表していると言えるでしょう。戦争とはそれほど野蛮な行為なのです。この野蛮な男性社会の暴力性により、いったいどれほどの人命が奪われてきたのでしょうか。それはいまだに続いているのです。
その反対に女性は命を育み人類に未来をもたらす存在です。平和や非暴力、優しさや繊細さは男性よりはるかに優れていることを、男性社会も認識しているのは明白です。女性の社会進出に伴い、過去に比べれば女性の発言力も増しています。しかし、社会を大きく変えるほどの成果は得られていません。
日本においても男女平等格差指数と呼ばれるジェンダーギャップ 2022 のスコアでは、146カ国中 116 位と先進国とは言い難い現状です。特に政治や経済分野における女性の活躍はいまだ多くの課題を残しており、今まで以上に女性の経済的自立や政治分野での活躍が求められています。
日本社会の現状は男女格差がまだまだ厳しく雇用機会や賃金の不平等は大きな問題の一つです。さらに近年世界を襲ったコロナ禍はジェンダーギャップの克服にブレーキをかける要素となり、コロナ渦では女性の雇用形態として多い非正規雇用労働者の失業が増加して貧困層が拡大しました。
政治における女性の活躍は、社会における女性の活躍に大きな影響を及ぼします。選挙に立候補する資質と能力を備えた女性を育むために、リーダーとしての女性の自信や能力の向上を目指した取り組みをもっと増やす必要があります。企業の中では女性管理職をもっと増やす取組を法制度で義務化すべきです。
また、フレックス制度や 1 時間単位の有給休暇制度の導入、男性の育児休暇取得を推奨し、性別に関係なく子どもの養育や幼稚園、保育園等の送り迎え等に関わる休暇等を取得しやすくするなどして、出産・育児と仕事との両立の難しい問題を少しでも解消できるような支援がなされる必要があるのではないでしょうか。
さらに女性は公的分野に参画するべきではないという文化的および意識的な偏見が、いまだに家庭やコミュニティ、公共の場における女性のリーダーシップを制限している事実も見過ごすことはできません。
女性があらゆる分野で活躍しリーダーシップが発揮される社会は、女性の素晴らしさが反映され社会に愛をもたらすことに大きく貢献するでしょう。現に歴史を見ても、ターニングポイントで様々な女性がトップとして活躍してきました。女性の親和性により、調和的で長い平安な世を実現させた時代もあります。男性も女性から生まれてきており、女性無くしては男性も存在しません。女性を大切にすることで、愛と非暴力に基づいた平和的な解決方法をもっと見出すことが可能になるでしょう。そのような社会を一日も早く実現させるために、女性が制約なく活躍できる社会システムを構築する必要があります。これは女性にとってだけでなく、男性を含む人類にとって必要なことです。現代において「国際女性デー」は、女性の権利や平等を訴えるだけでなく、社会に愛をもたらす重要な記念日となるべきではないでしょうか。
【参考】歴史上の女性の活躍 ※こちらの部分はプレスリリースでは配信されていない追加の資料情報です。
「故きを温ねて新しきを知る」とありますが、女性が世に出て目覚ましいリーダーシップや先駆的な役割を果たした例は過去にも存在します。
まず、魏志倭人伝に登場する女王として卑弥呼と台与は両者とも2~3世紀の倭国大乱の時代を安定化させた統治者として記されています。その後に登場した神功皇后を日本の歴史書での最初の女帝(天皇ではない)とするなら、日本史上最初の女性天皇である推古天皇をはじめ、皇極天皇=斉明天皇(こうぎょく、さいめいてんのう)、持統天皇など日本の歴史上重要な政治的実績(大和政権の全国制覇と朝鮮半島征服(神功皇后又はそのモデルと言われる斉明天皇時代)、冠位十二階・十七条憲法制定・遣隋使(推古天皇時代)、大宝律令制定・施行(持統天皇時代))等々良く知られる事項は、彼女たちの治世の功績です。
中世では、並みいる屈強な鎌倉武士団の頂点に立った源頼朝亡き後、幕政の実権を握り、世に尼将軍(あましょうぐん)と称された北条政子は、圧倒的な存在感があります。
戦国時代を終わらせて江戸幕府を開いた徳川家の江戸城大奥の礎を築いた人物であり、松平信綱・柳生宗矩と共に三代将軍徳川家光を支えた「鼎(てい)の脚」の一人に数えられ、また、朝廷との交渉の前面に立つ等、徳川政権の長期安定化に寄与した春日局もいます。
世界に目を向けると、人類で唯一、ノーベル賞の2つの異なる分野、「化学賞」「物理学賞」でダブル受賞を果たすという偉業を成し遂げているマリ・キュリー(キュリー夫人)も特筆できます。
その他、男性をはるかに凌ぐ女性リーダーの存在は枚挙に暇がありません。
また、日本古来の宗教である神道における主神は天照大神/天照大御神(あまてらすおおみかみ)という女神です。そもそもリーダーシップを発揮する女性が活躍する文化的土台が日本にはあるのです。特に、リーダーシップを発揮して活躍する女性を脅威に感じる男性は、例外なくみんな女性から生まれてきたことを思い起こすべきです。
付記
国際ラエリアン・ムーブメントは、寛容さの尊さを社会に訴えながら、女性の幸福や人権を尊重する様々な活動を支援しています。主にアフリカ諸国で行われている女性器切除 (FGM)の被害者達を救済する「クリトレイド」、男女同権に基づいて女性が公共の場でト ップレスになることができる権利を確立するための「ゴー・トップレス」、性的少数派の人 たちを支援する「アラミス LGBTQIA+」などを推進しています。
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〜ラエリアン・ムーブメントについて〜
ラエリアン・ムーブメントは、世界最大の無神論を唱える非営利国際ボランティア団体であり、地球上の生命が、聖書原典において”エロヒム”として知られる宇宙人の文明により、DNAの合成を経て、いかにして創造されたのかを述べています。
会員数は、現在120カ国、約13万人に達し、宇宙人”エロヒム”がラエルにもたらしたメッセージを全世界に伝えるため、ボランティアとして活発に運動を展開しています。
この運動は、メッセージを通して愛と平和と非暴力の価値観を広めること、さらに、宇宙人”エロヒム”を公式に迎えるための大使館の建設を実現するという目標をもち、各国政府及び国連に働きかけています。
ラエリアン・ムーブメントが提唱する非順応主義、楽園主義、生命の絶対的尊重などのエロヒム哲学は、世界に波紋を投げかけています。
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